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時々患者さんから目に良い食べ物について聞かれます。
よく知られているのは、ビタミンAやビタミンB群、ブルーベリーでしょう。
ビタミンAには、目の疲れや乾燥を防ぐ働きがあります。ドライアイにはビタミンAが効果的です。また、ビタミンAが不足すると、暗い場所で物が見えづらくなることがあります。
ビタミンB群の中でも特にビタミンB2は、眼精疲労に効果的とされています。
ブルーベリーに多く含まれる「アントシアニン」という物質は、網膜で光のセンサーとして重要な働きを担うロドプシンという蛋白質を合成するのに役立つことが知られており、ブルーベリー以外に赤ワインにも多く含まれています。
目に良い料理として私のおすすめはカレーです。カレーは漢方薬などにも使われる何種類ものスパイスのお陰で眼球の血流を改善させる効果があり、様々な具材からバランスよくビタミン類を摂取することもできる「目のスーパーフード」です。
たくさんの種類のスパイスが入った市販のルウを選んでみたり、料理の腕を奮って一からスパイスをブレンドしてみたりしてカレー作りを楽しみながら、赤ワインとともに召し上がってみてはいかがでしょうか。