車社会と運動不足｜さくらだ眼科

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厚生労働省から2020年の市区町村別の平均寿命が発表されました。
トップは川崎市麻生区で、男性84.0歳、女性89.2歳です。
理由についてはネット上でも様々な分析がなされています。同区は公共交通機関が発達しており、大学病院をはじめとする高度医療機関へのアクセスが容易であること、宅地開発が進んだ現在でも自然環境が多く残されていること、健康意識の高い住民が多く住んでいることなどが挙げられています。
院長の私が高校生の頃住んでいた川崎市宮前区の隣なのでよくわかりますが、麻生区は多摩丘陵を開拓して作られた土地なので、どこも坂道だらけ。房総半島のような車社会ではないので、日々の通勤や買い物で電車利用のため駅に行くだけでトレーニングになり体が鍛えられるのでしょう。
富津市の平均寿命は、気候が厳しく塩分摂取の多い北日本よりは良好ですが、残念ながら全国平均を少々下まわっているようです。自然環境は悪くないのですが、やはり車社会で運動不足になりがちだからだと思います。一日10分でいいので歩く習慣を身につけたいものです。