完全バリアフリー構造ならではの、季節の移ろい｜さくらだ眼科

Tweet

Pocket

当院は、駐車場からクリニック建物内まで、少しの段差もない完全なバリアフリー構造です。

院長が「見え方や体の動きに困難を感じる患者さんが、通院しやすい環境を」という希望のかなう物件を探し求め、たどり着きました。

元コンビニエンスストアという機能的な建物で、おしゃれとは程遠いのですが、玄関に横付けされた送迎の車から、患者さんがひと足先に降りてゆっくり入って来られる光景や、階段を使用するのが危なそうな方がスムーズに出入りする様子を目にすると、院長の思いが通じているようで嬉しく思います。

そんな、人に優しい完全バリアフリー構造ですが、ちょっと困るのは、虫たちにも優しいということ！

一番のお客様は、ダンゴムシさん。どんなに防虫対策をしても、掃除しても、気付くと床にいたりします。特にこの数年は、新型コロナウィルスの感染予防対策で、出入り口の扉を常時開放しているため、まるで私たちがウェルカムしていると勘違いされているかのようです。

黒い静かな侵入者の姿を見かけ始めると、春の訪れを感じ、攻防を繰り広げているうちに夏が過ぎ、そういえば最近見かけなくなったなと思うころには秋も深まって、冬の気配。

日々の掃除は大変ですが、そんなことから季節の移ろいを感じるのも、また乙なものです。

（事務長　記）